「認証済み(青バッジ)」枠が登場!Twitterの規制は今後どう変わる?

世界中で多くの人が利用しているSNSサービス「Twitter」。Twitterには、アプリ版とウェブ版があり、実際に自分のアカウントを持って日々呟いたり、情報収集に使われている方も多いのではないでしょうか。

そんなTwitterに関して「認証済み(青バッジ)」枠が登場したというニュースを耳にした方もいると思います。

今回は、青バッジ枠が登場したことなども踏まえて、Twitterの規制が今後どう変わっていくのか解説していきます。

目次

認証済み(青バッジ)枠とは

そもそも、「青バッジ枠」とは何なのでしょうか。

Twitterをやっている方は見たことがあるかと思いますが、企業のアカウントや著名人のアカウントのユーザー名の隣に青いチェックマークがついていますよね。あのチェックマークが、いわゆる青バッジです。Twitterは利用者数が多いため、一般の利用者と企業アカウントや有名人のアカウントとをわかりやすく識別できるように青色のチェックマークを使っていました。

このチェックマークがついていることで、ほかの利用者はそのツイート(情報発信)をしているのが公的なもので信頼できるという一つの基準にすることができました。ただ、最近になってその青バッジ付与に関する変更がなされました。

認証済み(青バッジ)枠が購入可能に!?

202211月、イーロン・マスク氏は新生Twitter Blueを発表しました。これは、月額1,200円を支払えば著名人でない一般の利用者でも青バッジを取得することができるというものです。今まで著名人にしかつけることが許されていなかった青バッジがつけられるということで、Twitter界隈ではかなり盛り上がっていました。

ただ一方で、これによって問題も起きました。それは、なりすましアカウントの大量発生です。誰でも青バッジが取得できるようになったことで青バッジを取得し、企業や政治団体・著名人になりすまして嘘のニュースをツイートするということが起こりました。

そのため、Twitter利用者が嘘のニュースに騙されてしまったり、嘘のニュースを発信された著名人や企業が被害を受けるという形になっています。

Twitterの規制はどうなっていくのか

以上のような問題がTwitterでは起きていますが、今後もこのような問題は拡大していくとみられています。

今までTwitterでは差別的、性的な内容のツイートは削除されたり該当アカウントを凍結させたりと、規制がなされていました。しかし、イーロン・マスク氏は言論の自由を重視しており、ツイートの削除やアカウントの凍結などの規制緩和に向けて見直しを進めるとみられています。

実際にその規制緩和を見越して、自社のアカウントになりすましてフェイクニュースが拡散されること懸念した企業アカウントが今まで使っていた企業アカウントを削除する動きもあります。

安全にTwitterを利用していくためのセキュリティ対策

イーロン・マスク氏の言動も踏まえて、今後Twitterの規制が緩和されていくとすると、Twitterで情報を受け取る側と発信する側の双方が情報の取捨選択やセキュリティに留意して利用していく必要があります。

情報を受け取る側は、偽アカウントが発信する悪質なサイトに飛ばないように留意したり、セキュリティを強化して誤ってサイトに飛んでしまっても情報漏洩を極力防げるようにすることが大事です。

また、セキュリティに対する考え方として大切になってくるのがゼロトラストです。これはネットワーク環境における「境界」の概念をなくし、情報資産にアクセスするものはすべて安全性を検証し、脅威を防ぐという考え方です。Twitterなどのネットを安全に利用していく上では、この考え方大事になってきます。

最後に

セキュリティ対策は、日々情報が更新されていきます。例えば、直近では認証機能のパスキーも注目されています。パスキーは、従来のパスワードに代わるパスワードレスの認証機能です。指紋やコードといったデバイスのロック解除と同じ操作でサイトやアプリに入れ、情報漏洩やフィッシングを防ぐ安全性の高い認証機能となっています。

Twitterの規制緩和が予見されていく中で、安全に利用していく上でこれらの新しい情報にキャッチアップしていくことをおすすめします。

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