全日本選手権を最年少17歳3ヶ月で優勝し、2024年8月22日現在、世界ランキング59位のプロスカッシュ選手である机龍之介選手の名前に注目が集まっています。机龍之介選手の名前が小説家・中里介山氏が書いた『大菩薩峠』に登場する「机竜之介」という剣士と一文字違いであるため本名なのか、気になっている人が多いようですね。
そこで今回は、スカッシュ・机龍之介選手は本名なのか、経歴や収入源などを徹底調査していきたいと思います。
机龍之介は本名って本当?
プロ野球選手やJリーガーでは、本名ではなく登録名という名前を使ってプレーする選手もおり、スカッシュ・机龍之介選手も本名ではないと思っている人も多いようですね。机龍之介選手はプロスカッシュ選手になる前の順天堂大学に在籍している頃から机龍之介という名前なので、本名である可能性が非常に高いです。
「龍之介」という名前を付けたのは母親だったようで、『大菩薩峠』にちなんで付けたのかと思いきや、兄・伸之介さんと似ていて、呼びやすい名前にしようとして、フィーリングで決まったとか。
机龍之介のプロフィール・経歴
プロスカッシュ選手である机龍之介選手の名前が本名であることが判明しましたが、どんなプロフィール・経歴の持ち主なのでしょうか。スカッシュ・机龍之介選手のプロフィール・経歴を詳しく見ていきましょう。
プロフィール
プロスカッシュ選手・机龍之介選手のプロフィールはこちらです。
名前 | 机 龍之介(つくえ りゅのすけ) |
出身地 | 神奈川県横浜市 |
生年月日 | 1997年8月13日(27歳) |
身長/体重 | 175cm/62kg |
利き腕 | 右 |
血液型 | O型 |
学歴 | 中沢小学校→旭中学校→旭高校→順天堂大学 |
所属 | ダイナム |
世界ランキング | 59位 |
経歴
スカッシュ・机龍之介選手の経歴はこちら。
2012年 | 世界ジュニア選手権団体戦 6位(日本最高位) |
2014年~2018年、2022年、2023年 | 全日本選手権優勝/通算8回 |
2016年~2019年 | 全日本学生選手権優勝/4連覇 |
2016年 | 世界ジュニア選手権個人戦ベスト8(日本男子最高位) |
2016年 | 世界学生選手権団体戦3位(日本最高位) |
2016年~2023年 | PSA(プロツアー)優勝/通算8回 |
2018年 | アジア競技選手権大会 日本代表 |
スカッシュの収入源や年収は?
スカッシュは世界的には知名度のあるスポーツですが、日本国内ではマイナースポーツの部類に入り、部活動の数も机龍之介選手が学生時代の時には中学・高校で1校しかありませんでした。そんな、日本国内ではマイナースポーツであるスカッシュの収入源や年収はどうなっているのでしょうか。スカッシュの収入源や年収を詳しく見ていきましょう。
収入源
スカッシュだけで生活することができるのは、世界ランキング上位20人ほどだと言われています。そのため、スカッシュの収入源は「獲得賞金」、「スポンサー契約料」、「国からの補助金」、「エキシビションマッチ出場料」、「コーチング収入」の5つ。
スカッシュの大会賞金は低く、一番大きな収入源は「スポンサー契約料」だと言われています。世界トップレベルになれば、5,000万円から1億円以上のスポンサー収入が得られるそうです。世界ランキングトップ10の選手では、1,000万円ほどの「コーチング収入」が見込めるとか。
年収
プロスカッシュ選手の詳しい年収などは明らかになっていませんが、日本のトッププレイヤーの一人である小林僚生選手が2019-2020シーズンで国内の大会で獲得した賞金の合計は約100万円だと言われています。また、2020年世界ランキング1位だったエジプトのモハメド・エル・ショーバギー選手でも獲得賞金は2,000万円だったとか。
まとめ
今回はプロスカッシュ選手・机龍之介選手の名前、プロフィール・経歴、スカッシュの収入源、年収などについて紹介してきました。机龍之介選手は珍しい名前をしていますが、登録名とかではなく本名であることが明らかになっています。机龍之介選手は全日本選手権やPSA(プロツアー)で通算8度の優勝を果たしており、世界ランキングは59位です。2028年ロスオリンピックで追加競技と採用されたスカッシュ、日本でも屈指の実力を持つ机龍之介選手の活躍に今後も注目していきましょう。