今、アメリカで老若男女問わず、幅広い層から人気を集めているピックルボールというスポーツをご存じでしょうか。2020年以降に急激に普及してきたピックルボールは、競技人口が約890万人以上とも言われているほどアメリカで人気のあるスポーツです。
既に、アメリカではメジャーリーグピックルボール(MLP)というプロリーグが設立されており、億を超える年俸の選手もいるとか。
そこで今回は、ピックルボールがなぜ、アメリカでバズっているのか、賞金や魅力などを徹底解説していきたいと思います。
ピックルボールはアメリカでバズリ中?魅力を徹底解説!
日本ではそれほど馴染みのないピックルボールですが、アメリカではテイラー・スウィフトさんやレオナルド・ディカプリオさんといったハリウッドスターたちの間でも楽しまれているスポーツです。
ピックルボールはアメリカ発祥のスポーツで、2022年の競技人口は約400万人前後でしたが、2024年4月以降では倍以上の約890万人にまで増えています。3年連続アメリカ国内で急成長したスポーツと言われるピックルボールですが、魅力は一体何なのでしょうか。
ピックルボールがアメリカでバズっている理由などを見ていきましょう。
誰でも簡単に始められる
ピックルボールはテニス、バドミントン、卓球が合わさったようなスポーツですが、それらの競技よりも敷居が低くなっています。
ピックルボールに使用されるラケットは、テニスやバドミントンよりも軽くて短いので扱いやすく、使われているボールには複数の穴が空いていて、プラスチック製であるためスピードが出ません。
レベルが上がれば、難しいのはどのスポーツも同じですが、ピックルボールは体への負担が少なく、ボールスピードも早くないため初心者でも楽しめるので人気なのではないでしょうか。
コートの小ささ
ピックルボールはテニスの要素が強いスポーツですが、コートの大きさはバドミントンのダブルスくらいの大きさしかなく、ボールスピードもそれほど速くないので運動量をそれほど必要としません。そのため、年配の人でも楽しむことができ、コートが小さい分、プレイヤー同士会話をしながらプレーすることができます。
コートのサイズが大きくないことが体力のない人や年配の人でも楽しめることに繋がっているため、アメリカで大流行しているのではないでしょうか。
ピックルボールの賞金は7億円以上!?
ピックルボールは近年、急激に成長してきたスポーツであり、プロリーグであるメジャーリーグピックルボール(MLP)は2021年に設立したばかりです。設立当初のメジャーリーグピックルボール(MLP)の参加チーム数は僅か8チームでしたが、現在は24チームまでに増えています。
メジャーリーグピックルボール(MLP)のチームに所属する選手の数は1チーム男女2人ずつですが、賞金総額は500万ドル(約7億円以上)と言われており、選手の中には100万ドル(約1億円以上)稼ぐ選手もいるそうです。
ピックルボールに日本人選手が参戦している?
アメリカで爆発的な人気を集めているピックルボールですが、ある日本人選手がメジャーリーグピックルボール(MLP)に挑戦しています。その日本人とは、日本ソフトテニス界を牽引してきた船水雄太選手です。
船水雄太選手はプロソフトテニス選手として、世界選手権で優勝、日本リーグを7連覇したことがあります。プロソフトテニス選手である船水雄太選手はピックルボール選手に転向し、現在は全米プロツアーに参加しているそうです。船水雄太選手はツアーに参加しながら、メジャーリーグピックルボール(MLP)を目指しています。
まとめ
今回はアメリカでバズっているピックルボールの魅力や大会の賞金、プレーしている日本人選手について紹介してきました。
ピックルボールの魅力は誰でも簡単に始めることができる敷居の低さや運動不足の人や年配の人でも楽しむことができるボールスピードとコートのサイズが魅力なのではないでしょうか。
ピックルボールのプロリーグ・メジャーリーグピックルボール(MLP)はできたばかりですが、賞金総額500万ドル(約7億円以上)と規模も大きいです。
ピックルボールにチャレンジしている船水雄太選手のことも注目していきましょう。