園部八奏(そのべ みなと)選手は17歳という若さでプロテニス選手に転向した逸材で、将来が嘱望されている選手の1人です。17歳でプロテニス選手転向というのは、あの錦織圭選手と同じなのでどのくらい凄いのかということが分かりますね。
そこで今回は、17歳という若さでプロテニス選手に転向した園部八奏選手の経歴や魅力について紹介します。
プロテニス選手になるにはどうする?
2025年10月8日、園部八奏選手はプロテニス選手になったことを発表し、17歳という年齢でのことだったので大きな話題になりました。
では、テニスでプロ転向するにはどうしたらいいのでしょうか。
サッカーであれば、Jリーグや海外のクラブとプロ契約を結びますし、NPBの場合では12球団からドラフト指名されることでなることができますね。
それでは、園部八奏選手について知る前に、まずはプロテニス選手になる方法をみていきましょう。
書類審査を通過するだけ
日本国内でのイメージだと、プロテニス選手として生計を立てていくというのは非常に難しく、錦織圭選手や大坂なおみ選手のような存在は一握りであるとされています。たしかに、錦織圭選手や大坂なおみ選手のようにグランドスラムを中心に、ATPツアーに参戦できるのは限られた上位の選手ですが、プロになるだけであれば、全日本テニス協会に書類を提出し、通過するだけで問題ありません。
そのため、プロゴルファーのようなプロテストがあるわけではないようです。
圧倒的な実績・資金力が必要
プロテニス選手になるだけであれば、ある程度の実績がある選手であればなることができるかと思われます。しかし、プロテニス選手はいわば個人事業主で、遠征費や道具代、食事代、コーチ代などを自分で賄わなければなりません。
しかし、それらの必要経費はかなりの額となるので一定以上の資金力が必要となり、そのためにはスポンサーと契約することが重要です。そして、スポンサーを見つけるためには実績が重要視されるので、プロテニス選手として成功するのは難しいとされているわけですね。
園部八奏の華麗なる経歴を紹介!
園部八奏選手は弱冠17歳にして実績と活動に必要な資金を調達することができたので、プロテニス選手に転向する決意をしたわけです。17歳という年齢でそれだけ評価されているというだけでもかなりすごいことですが、園部八奏選手はこれまでどのような実績を残してきたのでしょうか。
テニス関係者の間では知名度はありますが、一般的にはまだ無名な存在と言えます。
それでは、園部八奏選手の華麗なる経歴を詳しくみていきましょう。
4歳で始める
2008年1月17日、園部八奏選手は埼玉県に生まれました。そして、園部八奏選手は4歳の頃からテニスを始め、小学1年生の時には4つ年上の兄と一緒に与野テニスクラブで腕を磨きます。
園部八奏選手は早くも才能の片鱗を見せつけ、全国大会などで注目を集める選手へと成長しました。そして、園部八奏選手は14歳の時に公益財団法人成田正明テニス・ファンドの支援を受け、錦織圭選手などが在籍したアメリカ・フロリダ州のIMGアカデミーに留学することになったようです。
ジュニア大会で優勝
園部八奏選手はアメリカ留学する前から活躍しており、2021年のRSK全国選抜ジュニアや全国選抜ジュニアで優勝していました。
そして、活動拠点をIMGに移してからも園部八奏選手は様々な大会で活躍しており、2023年はITFジュニアJ300 BRADENTONとITFジュニアJ300 VHARLEROIーMARCINELLEで優勝し、世界スーパージュニアではベスト8という結果を残しています。
グランドスラムジュニア大会で優勝
アメリカを中心とした大会に出場し、着実に実績と実力を付けていった園部八奏選手は、2024年に飛躍となるシーズンを送ることとなりました。2024年に開催された全仏オープン・ジュニア女子ダブルスでは準々決勝まで進みます。続く、全英オープン・ジュニアでは女子ダブルスで準々決勝進出、シングルスは3回戦敗退となってしまいました。
しかし、園部八奏選手は全米オープン・ジュニア女子シングルスに出場して準優勝します。そして、2025年の全豪オープン・ジュニア女子シングルスで日本人初となる優勝を果たしました。
ジュニア世界ランキング1位
2025年5月26日、園部八奏選手は自身初となるITFジュニア世界ランキングで1位を獲得しました。そして、園部八奏選手はジュニア選手ながら、2025年2月に開催されたWTA500のアブダビ・オープンに出場し、見事に予選を突破して本戦に駒を進めます。
自身初となるWTAツアー本戦出場をした園部八奏選手は1回戦を突破しますが、2回戦でチュニジアのオンス・ジャバー選手に負けてしまいました。
ただ、2025年4月の安藤証券オープン東京2025で優勝し、プロ大会の初タイトルを獲得しています。
大坂なおみにストレート負け
2025年10月にプロ転向を発表した園部八奏選手は、WTA250のジャパンオープンに出場しました。上位進出が期待されましたが、初戦の相手がまさかの世界ランキング16位の大坂なおみ選手で、結果はストレート負けてしまいます。
ただ、ジャパンオープンの1週間後に行われたWTA500の東レパンパシフィックオープンでは、新進気鋭の格上でチェコのニコラ・バルトゥンコワ選手と対戦し、見事に勝利しました。
園部八奏の魅力を紹介!
現在のポテンシャルを考えても、園部八奏選手は将来的には世界ランキング20位~30位になると言われています。
そんな園部八奏選手の魅力は、174㎝という長身から繰り出される強烈なサーブと高い打点から放たれるフォアハンドです。また、園部八奏選手は積極的に前に出ることを得意にしており、アグレッシブな戦い方が魅力となっています。
また、左利きならではの回転と角度も武器となっており、多彩な戦術、冷静な判断力などを兼ね備えています。さらに、勝負強さもあるので格上を倒すこともできるのではないでしょうか。
まとめ
今回は17歳という若さでプロテニス選手に転向した園部八奏選手の経歴や魅力について紹介しました。
園部八奏選手は全豪オープンの予選出場が予定されていましたが、2025年12月19日に左前十字靭帯断裂という大怪我を負ってしまっています。
そして、2026年1月時点ではIMGからは明確な復帰時期などは明かされておらず、一日でも早く怪我から復活し、ダイナミックなプレーを見せて欲しいですね。


