テニス留学を筆頭にスポーツ留学をするということは、選手としても良い経験をすることができ、異文化を体験することで違った考え方・見方を身に付けることができます。しかし、テニス留学はかなりの費用がかかってしまうことがネックです。
では、テニス留学の費用はいくらくらいなのでしょうか。
そこで今回は、テニス留学の費用やおすすめプログラム6選を年齢・期間別に紹介します。
テニス留学の費用はいくら?
一般的な留学費用は200万円~700万円前後かかるとされています。そうなると、親御さんに対してかなりの経済的負担をかけてしまうこととなり、テニス留学などを遠ざけてしまう人もいるのではないでしょうか。
ただ、本気でプロテニスプレイヤーになることを目指しているのであれば、留学することは必ずプラスになります。特に、テニスはグランドスラム以外のATP1,000やATP500でも世界各国を巡ることが多いので、早くに海外の環境を体験することは重要です。
それでは、テニス留学の費用はいくらなのかみていきましょう。
平均は2週間で30万円~50万円
テニス留学の費用は、2週間で30万円~50万円程度になるのが一般的だとされています。
ただ、期間が長かったり、行き先が有名な場所だったりするともっと費用がかかるとされています。
また、テニス留学といっても内容などは様々で、プランが組まれているものもあれば、予算に応じて組み直すこともできるそうです。さらに、海外ツアーへの参戦や、大学進学のサポートなどもプランに含まれていることもあります。
アメリカの大学などは日本よりもレベルが高く、練習環境も整っているので体験しに行くだけでも良いかもしれないですね。
テニス以外のレッスンもある
テニス留学の場合、基本的にはテニスアカデミーのレッスンに参加するようになっています。また、テニスの練習時間以外の時には英語のレッスンを入れることが多く、将来的なことを見据えて、海外選手とコミュニケーションを図れるようにするための内容になっているようですね。
また、テニスアカデミーに宿泊施設があれば、そこで生活することになりますが、基本的にはホームステイするのがほとんどだとされています。
テニス留学おすすめプログラム6選!
錦織圭選手も早くに活動拠点をアメリカに移し、テニス留学をしていたことは有名な話です。そのため、錦織圭選手のような世界で活躍するような選手になりたいのであれば、テニス留学は必要不可欠なものだと思われます。
しかし、テニス留学のプログラム内容が具体的にどうなっているのかなど、知らない人も多いのではないでしょうか。
それでは、テニス留学のおすすめプログラム6選を年齢・期間別に紹介していきたいと思います。
ピュアテニスアカデミー
オーストラリア・クイーンズランド州ブリスベン郊外にあるテニスアカデミーで、1年を通して温暖な気候であることで知られています。ピュアテニスアカデミーは大学内にある施設で、16のテニスコートやジム、プールといった施設が充実しているのも特徴です。
ピュアテニスアカデミーの留学期間は1週間以上からとなっており、対象年齢は幅広く12歳~30歳までとなっています。また、ピュアテニスアカデミーの費用は月50万ほどで、日本人スタッフはいないようです。
エンパイア テニスアカデミー
スロバキアにあるテニスアカデミーで、ダリア・カサトキナ選手やベリンダ・ベンチッチ選手などが活動拠点にしていることでも知られています。
エンパイア テニスアカデミーはヨーロッパ最大級で豪華なテニスアカデミーと言われており、クレーコートや室内ハードコートを完備しているそうです。
エンパイア テニスアカデミーで、ジュニア選手が2週間留学を行なった場合の費用は約24万円となっており、同レベルの選手とコーチとのグループレッスンとなっています。
IMG・ボロテリー・テニスアカデミー
テニス留学でよく耳にするプログラムとしては、錦織圭選手やマリア・シャラポワ選手といったトッププロを排出してきたIMG・ボロテリー・テニスアカデミーではないでしょうか。
IMG・ボロテリー・テニスアカデミーの費用は、1週間あたり3,000ドル(約46万円)ほどになります。プログラムの中にはIMGキャンプというものがあり、期間は1週間~3週間程度で、対象年齢は8歳~18歳までです。練習内容は実践的なレッスンやフィジカルコンディショニング、メンタルコンディショニング、戦略セッションなどがあります。
ピータースミステニスアカデミー
1991年頃に創立し、オーストラリアを代表するテニスアカデミーとして知られています。コーチ陣にはグランドスラムATPツアーなどに出場した経験を持つ人がおり、高いレベルの指導を受けることが可能です。
ピータースミステニスアカデミーのプログラムは3種類ほどありますが、最長で40週間となっています。1日中テニスのレッスンを受けるものもあれば、英語学校プログラムやハイスクールプログラムなどがあり、対象は中学生・高校生となっているようです。
ビンス バークレー テニスアカデミー
オーストラリアにあるビンス バークレー テニスアカデミーは創立27年と歴史のあるテニスアカデミーです。ビンス バークレー テニスアカデミーにはクレーコート、ハードコート、オムニコートなど様々な種類のテニスコートが12面あります。
ビンス バークレー テニスアカデミーのプログラムには、プレイヤーズコースというものがあります。プレイヤーズコースは1年間アカデミーでレッスンを受け、オーストラリア内のトーナメントや週末に行なわれるコンペティションに参加するという内容です。
ワイルテニスアカデミー
アメリカ・カリフォルニア州オハイにあるテニスの聖地として知られている場所にあります。
ワイルテニスアカデミーでは、数週間前の短期プログラム以外に敷地内に併設されている学校に通いながらトレーニングを受けることが可能です。
ワイルスクールオプションは、長期・現地校タイプのプログラムとなっており、テニスのレッスンを受けつつ、大学進学に必要な高校での単位を取得することができます。そのため、対象年齢は高校生年代で期間は3年と長期であるのが特徴です。
まとめ
今回はテニス留学の費用やおすすめプログラム5選を年齢・期間別に紹介してきました。
テニス留学の費用は数十万円かかることがざらで、授業料や送迎費、ホームステイ代などが必要となってくるので、予算を決めてからプログラムを組むのが良いかもしれないですね。
また、中にはホームステイになってしまう人も少なくないので、最初は短期間で体験してから長期にしてみるのが良いのではないでしょうか。


