フィリピン、日本(沖縄)、インドネシアで行われた「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」が2023年8月25日から9月10日の日程で行われ、日本代表「AKATSUKI JAPAN」は1976年以来48年ぶりに自力でのオリンピック出場を決めました。
沖縄県で試合が行われたということ、近年のスポーツ観戦熱の高まり、さらに日本人NBA選手渡邊雄太選手ら過去最強チームで臨んだ大会は非常に盛り上がりましたよね!
そこで今回はそんなAKATSUKI JAPANの戦いを振り返り、バスケ 日本代表がどこまで成長してきたのか、過去の大会の結果も踏まえて紹介していきます!
バスケ 日本代表メンバー一覧
まずはFIBAバスケットボールワールドカップ2023を戦い抜いたバスケ 日本代表メンバーを紹介します。
No. | ポジション | 氏名 | 所属 |
2 | PG | 富樫 勇樹 | 千葉ジェッツ |
5 | PG | 河村 勇輝 | 横浜ビー・コルセアーズ |
6 | SG | 比江島 慎 | 宇都宮ブレックス |
12 | SF | 渡邊 雄太 | フェニックス・サンズ |
18 | SG | 馬場 雄大 | ー |
19 | SG | 西田 優大 | シーホース三河 |
24 | C/PF | ジョシュ・ホーキンソン | サンロッカーズ渋谷 |
30 | SG | 富永 啓生 | ネブラスカ大学 |
31 | SF | 原 修太 | 千葉ジェッツ |
75 | PF | 井上 宗一郎 | 越谷アルファーズ |
91 | SF | 吉井 裕鷹 | アルバルク東京 |
99 | C | 川真田 紘也 | 滋賀レイクス |
バスケ 日本代表の戦いまとめ
FIBAバスケットボールワールドカップ2023でのバスケ 日本代表のスコア、順位は以下の通りです。
1次ラウンド 試合結果
8月25日 対ドイツ代表
チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
日本 | 11 | 20 | 16 | 16 | 63 |
ドイツ | 23 | 30 | 16 | 12 | 81 |
8月27日 対フィンランド代表
チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
日本 | 22 | 14 | 27 | 35 | 98 |
フィンランド | 15 | 31 | 27 | 15 | 88 |
8月29日 対オーストラリア代表
チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
日本 | 17 | 18 | 35 | 19 | 89 |
オーストラリア | 25 | 32 | 30 | 22 | 109 |
■1次ラウンドグループE順位表
順位 | チーム | ポイント | 勝数 | 敗数 |
1 | ドイツ | 6 | 3 | 0 |
2 | オーストラリア | 5 | 2 | 1 |
3 | 日本 | 4 | 1 | 2 |
4 | フィンランド | 3 | 0 | 3 |
■17-32位 順位決定戦 試合結果
8月31日 対ベネズエラ代表
チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
日本 | 15 | 21 | 17 | 33 | 86 |
ベネズエラ | 19 | 22 | 21 | 15 | 77 |
9月2日 対カーボベルデ代表
チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
日本 | 17 | 33 | 23 | 7 | 80 |
カーボベルデ | 19 | 18 | 18 | 16 | 71 |
■順位決定戦 グループO順位表
順位 | チーム | ポイント | 勝数 | 敗数 |
1 | 日本 | 8 | 3 | 2 |
2 | フィンランド | 7 | 2 | 3 |
3 | カーボベルデ | 6 | 1 | 4 |
4 | ベネズエラ | 5 | 0 | 5 |
バスケ 日本代表は世界と戦えることを示した!
自力でのパリ五輪出場権獲得を目指し戦ったバスケ 日本代表。見事その目標を達成しましたが、ここまでの道のりは順風満帆とは言えないものでした。前回の中国大会では0勝5敗と完敗。それまでも1勝するのがやっと、という状況が続いていました。もちろん、NBAでプレーするなんて夢のまた夢、のような状況だったと言えます。
そんな状況から田臥勇太選手をはじめ、渡邊雄太選手、八村塁選手がNBAで活躍し、富永啓生選手がネブラスカ大学で実力をつけています。国内リーグもBリーグとして整備され、「個」のレベルアップがなされました。
そういった背景があり、日本代表が力をつけ、史上初のW杯37勝、自力でのオリンピック出場となったのでしょう。
最後にバスケ 日本代表
今回は48年ぶりに自力でのパリ五輪出場権獲得を果たしたバスケ 日本代表のW杯での戦いをまとめてきました。
NBAプレイヤーの渡邊雄太選手だけでなく、ジョシュ・ホーキンソン選手、日江島慎選手といった試合ごとにヒーローが現れ戦う姿はワンマンチームではなく、チーム全体で戦っている様子が非常に強く見られました。
映画『スラムダンク』も、大人気を博したバスケが今後どこまで世界との差を縮めていくのか、楽しみですね!