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FIP(international padel federation)主催|パデルの大会概要や賞金を解説

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急成長スポーツとして一気に存在感を増しているパデルですが、その中心にいるのがInternational Padel Federationです。テニスのATPツアーやスカッシュの世界大会と同じように、パデルにも世界中のトップ選手が集まる公式ツアーや国際大会が整備されてきました。この記事では、FIPことInternational Padel Federationが主催・公認するパデルの大会を、グレードや賞金、観戦の見どころまでまとめて紹介していきます。

目次

International Padel Federationとは

International Padel Federation(FIP)は、世界のパデル競技を統括する国際連盟で、ルールの標準化や国際大会の承認、世界ランキングの管理などを担っています。テニスでいうところのITFに近い存在で、加盟国は近年どんどん増え、すでに世界中で数千万規模のプレーヤー人口を抱えるスポーツへと成長しています。

FIP主催パデル大会の全体像

International Padel Federationは、自ら主催する大会に加えて「FIPツアー」と呼ばれる公認ツアーを展開し、世界中で年間数十大会が行われています。FIPツアーでは、大会ごとにグレードを設定し、付与されるランキングポイントや賞金額が変わります。ツアー下部のFIP RISEやFIP BRONZEから、上位カテゴリーのFIP GOLDや、さらにトップ選手が集まるプレミアカテゴリーまで階段のようにレベル分けされていて、選手たちはポイントを積み上げて世界ランキングを上げていきます。

Premier Padelとは?

FIPが主導するハイグレードな国際ツアーとして話題を集めているのがPremier Padelです。

Premier Padelは、International Padel Federationが公認するグローバルツアーで、テニスのグランドスラムに相当する「メジャー」と呼ばれる大会が年間複数回開催されます。開催地はこれまでにカタールのドーハ、イタリアのローマ、フランスのパリ、メキシコといったビッグシティが並び、歴史あるスタジアムを使った演出も含めて、エンタメ性の高いツアーとして注目されています。

Premier Padelの賞金規模

Premier Padelのメジャー大会は、パデル界でもトップクラスの賞金規模を誇ります。ある年のパリ大会などでは、メジャーカテゴリーの賞金総額が約€525,000、日本円にして約7,000万円超という規模に設定されており、優勝ペアからベスト〇〇あたりまで細かく賞金が分配されます。これは「まだ新興」と言われがちなパデルにとって非常に大きい金額で、テニスやゴルフなどのメジャースポーツに少しずつ肩を並べつつあることが感じられるポイントです。

FIPツアーのグレードや特徴

FIPツアーには、BRONZEやRISEといった下位~中位グレードの大会も数多く組み込まれています。たとえば日本でも、FIP BRONZE REAP TOKYOといった大会が開催されており、FIPランキングポイントに加えて賞金も用意されています。FIP RISE OSAKAのような大会では、男子賞金総額が€6250、女子が€2500と発表されており、国内のパデル大会としてはかなり大きな規模になっています。

日本国内での動きを見ても、International Padel Federationの存在感は年々増しています。「FIP BRONZE REAP TOKYO 2025」は、国内唯一のFIP公認国際大会として開催される予定で、賞金総額は7,000ユーロと発表されています。会場の「パデル&フットサル 晴れのち晴れ」には、スペインやイタリア、アルゼンチンなど、強豪国からの選手も参加予定で、日本人選手が世界レベルのプレーに挑む舞台としてかなり面白いポジションの大会になりそうです。

FIP大会の基本

ここでは、FIP大会の基本をご紹介します。

コートやルールの基本

FIPが公表している競技規則では、コートのサイズやネットの高さ、使用するガラスや金網の条件などが細かく定められています。

ゲーム形式はテニスに近く、1セット6ゲーム先取、6-6になればタイブレークという進行が一般的です。ただし壁を利用できる点や、サーブの打ち方などにパデル特有のルールがあり、International Padel Federationはこうしたルールを世界共通にすることで、どの国の大会でも同じ条件で戦えるようにしています。

ダブルス前提で行われる

FIP主催や公認のパデル大会はすべてダブルス前提で行われるため、ペア同士のコンビネーションも見どころです。コートがガラスに囲まれていることで、客席からもコート全体が見やすく、選手が壁の外側に飛び出してボールを拾うようなスーパーショットが飛び出すこともしばしばあります。特にPremier Padelのような会場では、照明や音楽などの演出も加わり、エンタメとしての完成度もかなり高くなっています。

賞金とランキングポイントの関係

FIPツアーでは、グレードが上がるほど賞金とランキングポイントが大きくなっていきます。Premier Padelのメジャー大会では賞金総額が数十万ユーロ、FIP BRONZEなどの大会では数千~数万ユーロ規模が設定されており、各ラウンドごとにペアへ配分される仕組みです。まだテニスのグランドスラムほどではないものの、選手がプロとして生活を成り立たせるうえで重要な収入源になりつつあり、日本から海外ツアーにチャレンジするモチベーションにもなっています。

また、賞金と同じくらい大事なのが、FIPランキングポイントです。International Padel Federationが管理する世界ランキングは、FIPツアーやその他公認大会で獲得したポイントの合計で決まり、上位に入ると主要大会への出場権やシード権が得られます。日本国内の選手にとっても、FIP BRONZEやRISEクラスの大会でポイントを取りながらランキングを上げていけば、いずれPremier Padelのような大舞台に立てる可能性がある、という分かりやすい道筋になっているのが魅力です。

日本のパデル大会とFIPとのつながり

国内のパデルシーンでも、賞金額が徐々に増え、プロ化への流れが進んでいます。たとえば全日本パデル選手権では、ある年の賞金総額が過去最高となる約110万円に設定されたと発表されています。日本パデル協会(JPA)はFIPとも連携しつつ、国内トップ選手のレベルアップと競技人口の拡大を目指しており、ここから世界に飛び出していく選手が今後もっと増えてきそうです。

また、FIP BRONZE REAP TOKYOのように、国内で開催されるFIP公認大会に出場し、そこで結果を出すことが海外挑戦への大きな一歩になります。スペインやアルゼンチンなどパデル強豪国の選手と同じコートに立てること自体が貴重な経験であり、試合後の交流を通じてツアー情報や練習方法を学べるチャンスも生まれます。

引用元:SPORTSENTRY

パデル大会観戦の楽しみ方

パデルの試合を初めて観る人には、まずラリーの長さと「壁の使い方」に注目してみると楽しみやすいです。テニスよりもコートがコンパクトなこともあり、リカバリーのチャンスが多く、絶体絶命に見えたボールが壁をうまく使うことでつながるシーンが頻繁に出てきます。トップレベルのFIP大会では、スピードとコントロール、戦術が高いレベルで噛み合っていて、観ている側も思わず声が出てしまうポイントの連続です。

最近は、International Padel Federationや各大会の公式SNS、YouTubeチャンネルでもハイライト動画が多く配信されています。Premier PadelやFIPツアーの試合も、ダイジェストならかなり気軽に追えるので、「まずは雰囲気を知りたい」という人にも向いています。プレーの参考にしたい人は、同じ利き手の選手の動きやポジショニングをチェックしてみると、自分のプレーにも落とし込みやすいはずです。

まとめ

International Padel Federation主催および公認のパデル大会は、ここ数年で賞金規模も大会数も一気にレベルアップし、テニスやスカッシュ好きがワクワクできる新しい観戦コンテンツになりつつあります。Premier Padelのようなメジャー大会から、FIP BRONZEやRISEといった国際ツアー、そして全日本選手権や国内FIP大会までをつなげて見ていくと、パデルが「日本から世界へ」挑戦できるスポーツであることがよりリアルに感じられます。今後も各地で新しい大会や企画が増えていきそうなので、気になる人はまず近場のイベントや配信をチェックしつつ、International Padel Federationの動きも追いかけてみると楽しいはずです。

 

カイト
スカッシュの森 運営部
スカッシュがLA2028オリンピックの追加競技に決定!初心者の方にもわかりやすく、楽しんで頂ければと思い発信中!
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