WBCで日本は優勝できたのはなぜ?監督が栗山英樹だったからとの説も!

WBC 2023の優勝は、もちろん選手が頑張った功績が大きいですが、ベンチやブルペンなどバックヤードのスタッフのサポートも無ければ実現できなかったことでしょう。そこで、この記事ではベンチから選手への指揮をしていた監督の栗山英樹を中心に、チームがどのようにして優勝できたのかを紹介してみました。野球に詳しくない人にもわかりやすく説明しているので、WBCを切っ掛けに野球観戦を始めた人もぜひ見て行ってください。

目次

栗山英樹はWBCでどんなことをしていたの?

栗山英樹は、WBCで出場メンバーの選定や試合での指揮を担当していました。特に選手育成には定評があり、大谷翔平選手が日本ハムに所属していた頃に、二刀流実現のためのアドバイスをしていたのは有名な話です。そんな親心溢れる指導方針からか、WBC2023のメンバー選出は大谷翔平選手やダルビッシュ有選手を中心に円滑に進んでいたらしく、見事WBCで日本が優勝するまでになりました。中でも優勝の大きな要因になったのは、栗山英樹監督が選手に判断を委ねる傾向の強い指導方針だったことです。

栗山英樹監督の活躍は家族の影響もあるって本当?

栗山英樹 奥さんはいませんし、父親の正彦さんも亡くなられて母親も東京で一人暮らしをしているので、野球一筋の生活をしています。だからこそ、WBC2023で優勝できたとも言われています。そんな一面を持っている栗山英樹ですが、2024年3月に大谷翔平が結婚したときは、誰よりも喜んでおり祝福の言葉を残しています。恐らく自分には子供がいないため、大谷翔平を子供のように見ているのでしょう。それほど遠くない未来では栗山英樹と大谷夫妻とそのお子さんの幸せエピソードが聞けるかもしれませんね。

WBC2023日本チームの優勝を支えたコーチ陣とは

プロ野球のチームでは、監督以外にも各ポジションに専属のコーチがついています。WBCの日本チームにも数々の優秀なコーチ陣がいるのでご紹介します。なお、各コーチ陣がどのような役目を担っているのかも紹介しているので、野球を知らない人も大丈夫です。ちなみにWBC2023日本チームのコーチ陣は、以下の5名で構成されています。

  • 白井一幸
  • 吉村禎章
  • 清水雅治
  • 吉井理人
  • 城石憲之

日本ハムの白井一幸がヘッドコーチを担当

現役の時は二塁手を務め、当時の最高出塁率を樹立するほど打撃が好調だった選手です。怪我で引退してからは日本ハムの2軍コーチ担当からわずか3年で、1軍のヘッドコーチを担当しています。その実績の影響もあってWBC2023ではヘッドコーチを担当しています。ヘッドコーチとは、監督にアドバイスしたり作戦の立案をしたりする監督の次に偉い人で、要所で監督の代わりを担当することもあります。WBC2023では、大谷翔平をどこで起用するかを中心に進言しており、栗山英樹の作戦を大幅に広げることに成功し優勝に導きました。

元読売巨人野球選手の吉村禎章が打撃コーチを担当

現役の頃には年間30本のホームランを記録した元選手です。その経験を活かしてWBC2023では打撃コーチを担当しており、大会中のホームラン量産に大きく貢献しました。また、読売巨人の作戦コーチを担当したこともあり、選手や試合のデータ分析でもWBC2023に貢献した実績があります。ちなみに打撃コーチとは、バットを振るときの姿勢を教えるコーチで、最近では最先端のビデオ分析を元にコーチングをしています。

元阪神タイガースヘッドコーチの清水雅治が外野守備と走塁コーチを担当

現役としてグランドに立っていた頃は、チームトップの盗塁数を記録したことも多く、WBC2023でもその経験を活かせる外野守備と走塁コーチを兼任しました。また、選手選びにも力を入れており、特にスペシャリストと呼ばれる選手達を多数集めていたことをインタビューで語っています。ちなみに走塁コーチとは、盗塁や進塁のタイミングなどを指示するコーチのことで、チャンスでアウトにならないような指示が求められるコーチです。

元メジャーリーガーの吉井理人が投手コーチを担当

怪我に悩まされながらも数々のメジャーリーグのチームで活躍した元選手で、WBCでは投手コーチを担当していました。2023年の大会では大谷翔平やダルビッシュ有など有望な現役メジャーリーガーが日本代表になったため、大会中はそれらの選手と投手コーチを一緒にすることがあったようです。また、責任感の強い人物としても知られており、何かと怪我のしやすい投手の体を一番に考えている傾向があります。ちなみに投手コーチとは、ピッチャーの投球フォームを指導するポジションです。

元ヤクルトスワローズの城石憲之が内野守備と走塁兼作戦コーチを担当

城石憲之がWBC2023で担当したのは、内野守備を中心とした作戦コーチです。内野守備とは、1塁からホームベースを囲んだライン内の守備のことで、ボール捌きの上手い選手が担当しています。現役の頃は1塁手から3塁手まで全ての塁を担当したこともあり、WBC2023のコーチでもその経験が十二分に活かされています。特に栗山英樹の大胆な采配に一番影響を受けた人物としても知られており、メキシコ戦で村上選手が放ったサヨナラ打は城石憲之の進言による影響が大きいとも言われています。

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