スカッシュは老若男女楽しむことができるスポーツとして人気を集め、2028年に行われるロサンゼルスオリンピックの正式種目に選ばれたことでこれまでに以上に注目を集めています。スカッシュはヨーロッパを中心に人気のスポーツということもあり、日本ではマイナースポーツとして扱われることが多いです。
そんなスカッシュですが、日本国内の大会賞金はいくらくらいなのでしょうか。
また、どういった大会が行われているのかも知りたいですよね。
そこで今回は、日本国内のスカッシュ大会の賞金はいくらなのか、大会の種類についても紹介していきたいと思います。
スカッシュ大会の賞金はいくら?大会の種類も!
スカッシュは日本ではそれほど知名度が高くなく、大会の賞金だけでは生活していくのは難しいと言われてきました。しかし、少しずつ知名度も上がってきてもいるので、スカッシュの大会の賞金も上がってきたのではないでしょうか。
それではスカッシュの大会賞金や種類についていくつか紹介していきたいと思います。
DYNAM CUP PSA SQ-CUBE OPEN
2025年4月現在、国内で最も高い賞金を獲得できるのはDYNAM CUP PSA SQ-CUBE OPENという大会です。DYNAM CUP PSA SQ-CUBE OPENはパチンコホールを運営しているダイナムが主催する大会で、男子15,000ドル(2,325,000円)、女子には6,000ドル(930,000円)が賞金総額となっています。
DYNAM CUP PSA SQ-CUBE OPENは賞金総額の高さからも分かるとおり、日本のトップ選手や海外の選手も多く参加するのでレベルが高いです。
全日本スカッシュ選手権大会
日本国内で大きい大会と真っ先に上がるのは、全日本スカッシュ選手権大会ではないでしょうか。全日本スカッシュ選手権大会には日本人選手しか参加することができませんが、トップクラスの選手が出場し、年々、レベルが高くなっています。
ただ、全日本スカッシュ選手権大会の賞金に関しては発表されておらず、国内最高額とされるDYNAM CUP PSA SQ-CUBE OPENが総額325万円なので、規模やレベルの高さを考えると、その半分くらいになるのではないでしょうか。
TAC Premier Classic
TAC Premier Classicは一般社団法人東京アメリカンクラブが主催している国内大会の1つです。賞金総額は65万円とそこまで多くありませんが、男女合せて100名以上の選手が参加する大会で、日本でも上位のランキングに位置する遠藤恭峻選手や絶対的王者である 渡邉 聡美 選手などが出場したりするので、かなりレベルが高いことが分かります。
関西オープンスカッシュ選手権大会
日本スカッシュ協会関西支部が主催で行われている関西オープンスカッシュ選手権大会の賞金総額は30万円だとされています。2024年に行われた第33回関西オープンスカッシュ選手権大会には世界ランキング127位で杉本梨沙選手が参加していました。
大会賞金の総額は30万円とされていますが、男女同額で優勝者には8万円、準優勝者には4万円、3位は2万円、4位は1万円という配分になっているようです。
みぎたクリニック杯 第27回スカッシュマジックオープン大会
みぎたクリニック杯第27回スカッシュマジックオープン大会は令和7年3月1日~2日にスカッシュマジック有限会社が主催となって行われた大会です。
大会賞金が総額20万円とこれまで紹介してきた大会の中では最も低く、定員が男子6名、女子1名となっているので、かなり小規模であることが分かります。
賞金の配分に関しては明らかになっていませんが、優勝しても5万円くらいになるのではないでしょうか。
まとめ
今回は日本国内のスカッシュ大会の賞金はいくらなのか、大会の種類について紹介してきました。
スカッシュ大会の賞金はレベルの高さや協賛している企業、規模によって大きく変化します。現在、最も高い賞金はDYNAM CUP PSA SQ-CUBE OPENの21,000ドルですが、今後の盛り上がり次第で増えていくのではないでしょうか。
メジャー大会でもそれほど賞金が高くないスカッシュですが、徐々に人気が高まりつつあるので、国内大会だけでプロが生活できる水準になると良いかもしれないですね。