米で流行のピックルボールとは?テニスやスカッシュとの違いも紹介

皆さんは3年連続でアメリカ国内で最も急成長しているスポーツ「ピックルボール」という新競技をご存じでしょうか。「ピックルボール」はトッププレイヤーになると10億円以上の収入を見込めると言われるほど夢のあるスポーツですが、日本人にはまだ馴染みのないスポーツであるため、知らない人も多いと言われていますね。

そこで今回は、アメリカで流行っている「ピックルボール」のルールや道具、テニスやスカッシュとの違いなどについて紹介していきたいと思います。

目次

米で流行のピックルボールとは?

「ピックルボール」は、テニス、バドミントン、卓球を組み合わせたような新しいラケットスポーツです。プレーは通常、ネットを挟んで対面する2人または4人で行われ、ボールは野球ボール位のサイズで、プラスチック製で穴が開いており、ラケットは木製または合成素材でできています。

コートはテニスコートより小さいサイズで、ネットは低めに張られています。ゲームの目的は、ボールを相手のコートに打ち返し、相手が返せないようにすることです。シンプルで楽しいため、年齢やスキルに関係なく楽しめます。

ピックルボールとテニス・スカッシュの違いは?

「ピックルボール」はテニス、バドミントン、卓球のいいとこ取りをしたようなスポーツですが、細かいルールなどは異なります。「ピックルボール」のどういった点がテニスやスカッシュと違うのでしょうか。

  • サーブ
  • ツーバウンドルール
  • ノンボレールール

この3つがテニスやスカッシュと大きく異なる点なので、詳しく見ていきましょう。

サーブ

テニスでは上から振り下ろす普通のサーブと下から打つアンダーサーブが認められていますが、「ピックルボール」では「アンダーサーブ」しか認められていません。

「ピックルボール」でサーブを打つときは、ベースラインと呼ばれるコートの一番外側のラインから打つ必要があり、対角線上にある相手コートのサービスエリアに入れる必要があります。

ツーバウンドルール

「ピックルボール」にはテニスやバドミントンなどにはない「ツーバウンドルール」という独自のルールがあります。

「ツーバウンドルール」とは、サーブを打った選手は相手選手が打ち返してきたボールを1度バウンドさせてからではなければ返球してはいけないというルールです。

テニスでは強烈なサーブを打ち、そのまま前に出てボレーで決める「サーブ&ボレー」というプレーがありますが、「ピックルボール」では禁止されています。しかし、リターン側の選手は返球し、もう一度戻ってきたボールをボレーする「リターン&ボレー」はOKです。

ノンボレールール

「ピックルボール」にはテニスなどの他のラケット競技にはない「ノンボレールール」というものがあります。「ノンボレールール」とは通称「キッチン」と呼ばれるネットから2.1mのエリアでは、ボレーすることは認められていません。また、他にもルールが決められてます。

  • ラインを踏んでボレーをすると失点
  • 打ち終わってエリアに入ったり、ラインを踏んでも失点
  • ワンバウンドしたボールはエリア内で打ってもいい
  • エリアに足が入っていなければボレーしてもOK

このように「ピックルボール」独自のルールがあるので、覚えておきましょう。

ピックルボールのコートやラケットのサイズ

「ピックルボール」のコートの広さは、サイドラインが13.4m、サービスエリアが4.6m、ノンボレー・ゾーンは2.1m、ベースラインは6.1mとなっています。また、「ピックルボール」のラケットは「パドル」といい、サイズや形は自由で、ボールは直径約65mmとかなり小さいのが特徴です。

まとめ

今回はアメリカで大人気のスポーツである「ピックルボール」の特徴やルール、テニスとスカッシュとの違いなどについて紹介してきました。

「ピックルボール」はラケットのサイズや形は自由で、ボールも直径約65mと小さく、「アンダーサーブのみ」、「ツーバウンドルール」、「ノンボレールール」といった独自のルールがあります。日本でも「ピックルボール」を体験できる場所などがあるので、興味がある人は是非、プレーしてみて下さい!

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