ヨーロッパを中心に人気のあるスカッシュは、2028年のロサンゼルスオリンピックの正式種目に選出され、日本国内での人気が高まりつつあります。以前から机龍之介選手が有名でしたが、最近では世界大会に出場したことある安成翔太選手も注目を集めているようです。
日本でトップクラスの実力を持っている安成翔太選手ですが、成績や経歴、プロフィールなどはどうなっているのでしょうか。
そこで今回は、スカッシュの安成翔太選手の成績や経歴、プロフィールについて詳しく紹介していきたいと思います。
安成翔太のスカッシュの成績は?
2025年4月現在、安成翔太選手の世界ランキングは231位です。この数字は日本人選手の中で4番目に高く、机龍之介選手、遠藤恭峻選手、林尚輝選手に次ぐランキングとなっています。
また、安成翔太選手は2025年3月に行われた香港スカッシュPSAチャレンジカップ2025と4月9日に開催されたダイナムカップ横浜オープン2025に出場しました。香港スカッシュPSAチャレンジカップ2025は準々決勝で敗退、ダイナムカップ横浜オープン2025は1回戦で負けてしまっています。
安成翔太のプロフィールや経歴は?
日本のみならず、海外でもプレーしている安成翔太選手ですが、スカッシュという競技がそこまで浸透していないので、知っている人は多くないと思われます。では、安成翔太選手のプロフィールやこれまでの経歴はどうなっているのでしょうか。
安成翔太選手のプロフィールと年度毎の経歴について詳しくみていきましょう。
プロフィール
名前 | 安成 翔太(やすなり しょうた) |
出身地 | 神奈川県川崎市 |
生年月日 | 2002年4月7日(23歳) |
身長/体重 | 167cm/??kg |
血液型 | B型 |
学歴 | 川崎市立宮崎台小学校 市立宮前平中学校 神奈川県立市ケ尾高校 東洋大学 |
安成翔太選手がスカッシュを始めたのは6歳の頃で、幼稚園のときに隣に座っていた子がやっていたことがきっかけだったそうです。
また、安成翔太選手はスピードがあり、ボレーが得意でもあるので攻撃的なプレースタイルをしているのが特徴となっています。
2019年
- 3月:全日本ジュニア U-19 優勝
- 7月:香港ジュニア U-19 4位
- 8月:東アジア選手権団体戦 銀メダル
- 8月:ジャパンジュニア U-19 準優勝
2019年、当時まだ17歳だった安成翔太選手は年代別の日本代表に選出されており、東アジア選手権団体戦ではメンバーに選ばれ、銀メダル獲得に貢献しています。
2021年
- 6月:全日本アンダー23 準優勝
- 12月:全日本学生選手権 優勝
若くして活躍していた安成翔太選手は同世代の中でもトップクラスの実力を持っていて、全日本アンダー23では準優勝、全日本学生選手権では優勝を果たしています。
2022年
- 3月:全日本選手権 ベスト8
- 4月:関西オープン 優勝
- 6月:全日本アンダー23 優勝
- 7月:神奈川オープン 優勝
- 8月:TAC Premier 準優勝
- 10月:アジア選手権団体戦 7位
- 12月:全日本学生選手権 優勝
安成翔太選手は地方の大会や学生が多く参加する全日本学生選手権では優勝を経験していますが、初参加となった全日本選手権ではベスト8という結果に終わっています。
2023年
- 3月:red ONE PSA WSF Satellite3 準優勝
- 3月:全日本選手権 第3位
- 4月:MARIGOLD SGsquash PSA Satellite2 & 3 準優勝
- 4月:関西オープン 優勝
- 6月:アジア選手権個人戦 ベスト32
- 11月:全日本選手権 第3位
国内で活躍をしていた安成翔太選手は海外で開催されているred ONE PSA WSF Satellite3やMARIGOLD SGsquash PSA Satellite2 & 3といった試合にも出場するようになり、素晴らしい成績を残しています。
2024年
- 1月:香港スカッシュPSAチャレンジカップ2024 第1戦 準々決勝敗退
- 5月:AGLハンターシングルトンオープン2024 準々決勝敗退
- 5月:ベンディゴバンクNTオープン2024 準々決勝敗退
- 10月:フィリピンチャレンジャークラシック2024 2回戦敗退
- 11月:全日本選手権 第3位
安成翔太選手は2024年から海外ツアーを中心に参加しており、優勝などはできていませんが、一定以上の成績を残しており、全日本選手権では2年連続で3位になっています。
まとめ
今回はスカッシュの安成翔太選手の成績や経歴、プロフィールについて詳しく紹介してきました。
現在、世界ランキング231位である安成翔太選手は日本国内ではトップ10に入る実力を持っていますが、海外ツアーでは苦戦を強いられているようです。
ただ、日本は世界と比べたらスカッシュ後進国なので、今後は世界ランキング上位に入る選手も出てくるのではないでしょうか。
今後も安成翔太選手の活躍に注目し、応援していきましょう。