インド大会に参加!その特徴と文化を紹介します

「スカッシュで留学!?」

「本当にそんなことできるの?」

「できるのであればチャレンジしてみたい!!」

そんなことを思っているプレイヤー、特に若い方は思う方もいるはず。

今回は、実際にマレーシアのペナンに家族でスカッシュ留学をしている方にお話を聞く機会がありましたので、記事にまとめました。

今回は第2回目。

前回の記事は、【スカッシュ留学】マレーシアのペナンに家族で留学!その実態をブログで公開!をご覧ください。

https://squashsite.world/studyabroad_malaysia1

第1回目からご覧いただくとより理解が深まりますよ。

スカッシュを通した自分の挑戦、そして世界を見据えたチャレンジをしていきたい方は必見です!

スカッシュ留学シリーズ:

第1回:【スカッシュ留学】マレーシアのペナンに家族で留学!その実態をブログで公開!

第2回(当記事):【スカッシュ留学】インド大会に参加!その特徴と文化を紹介します

第3回:【スカッシュ留学】シンガポールの大会「Lion City Junior Open」にチャレンジ

目次

第1回Southern Slam Squash Tournamentに参加

2019年5月下旬にインド南部の都市チェンナイで開催された「第1回Southern Slam Squash Tournament 」に、子供たちふたりが出場するために初めてインドを訪問しました。

これまでに参加したスカッシュの国際大会とは異なる部分がたくさんありましたので、今後インドでの(ジュニア)スカッシュ大会に出場される方もいらっしゃるかもしれないので、参考までに読んでいただければ嬉しいです。

インドは男女ともPSAのトップ20に入る選手がいて、ジュニアもBritish Junior Open(優勝するとワールドジュニアナンバーワンと呼ばれる世界最高峰のジュニアの大会)の優勝者を何人も出している、世界の中でも有数の強豪国のひとつです。

そんなインド国内で開催された今回の大会ですが、これまでにうちの子供たちが参加した国際大会と異なる部分がいくつもありました。

ただし、日本も含め、国によって特徴的な部分はどの国にもあると思いますし、インドで開催された大会に参加したのが初めてでしたので、これがインドの大会すべてに当てはまるかどうかはわかりませんのであしからず。

 

インドの大会の特徴

特徴をまとめました。

基本的に完全なノックアウト制

大会参加を決めてから気が付きましたが、どうもインドではこの形式が一般的のようです。後になって、インドで開催された過去のジュニアの国際大会の結果をいくつか見ましたが、いずれもこの形式で行われていました。。。

1回戦から「負けたらそれまで」のノックアウト制で、プレート戦は有りません。

ただし、ベスト8以上は最終順位まで決める順位決定戦が有るので、ベスト8に残れないとあっという間に大会が終わってしまいます。

試合進行は基本スケジュールどおり行われる

これは今大会だけかも知れませんが、少なくとも今大会は、会場内に進行表が無く、会場全体に選手呼び出しのアナウンスも有りませんでした。

選手個々に、自分の試合時間の前に試合を行うコート前に行き、審判(すべて主催者側が用意した審判の方)からコールされて、ノックアップ開始、と言う流れでした。

そういえば大会パンフレットも無かったので、出場選手は全員「WEB上で自分の出場試合のスケジュールを確認した上で、試合に臨む」と言うやり方になります。

特に混乱した様子もなかったので、おそらくインドでは一般的な大会運営方法だったんだと思います。

表彰式が簡素

これも今大会だけかも知れませんが、表彰式が非常に簡素でした。

主催者の方の挨拶があったあと、年下のカテゴリーから順に3位の選手から順に名前をアナウンスされ、トロフィーを受け取って、写真を撮って、を繰り返す形式で進行していきました。

カテゴリー毎に上位選手が集まって写真を撮ったり、と言ったことも無し。

淡々と各カテゴリーの上位3人に順にトロフィーの授与が行われて行き、BU19の表彰が行われたあとにスピーチ、と言ったものもなかったです。

参加選手全員が大会Tシャツを着て全体の記念撮影、と言ったこともなく終了して、あとは流れ解散。賞状もありませんでした。

参加証明書は「後でメールで送るね」とのことでした。非常に簡素でした。

試合の合間の練習打ちは有り

これはインドが特別変わっている、と言うことではないですが、情報として記載します。

前記のとおり、試合が基本オンスケで進行するため、試合間に空き時間が出来ることが多々ありました。

この時間に早いもの勝ちで空きコートに入って練習するのはOKでした。

セット間にも我先に、とコートに入って練習しようとしている選手も居ましたが、これはその試合の審判によって、OKの場合とNGの場合がありました。

「少しの時間でも打ちたい!」と言う選手はチャレンジしてみたら良いと思います。

ここまでは、おそらくインド国内で開催される大会はだいたい同じであろうと思ったことを書きました。

 

今大会で気になったこと

ここからは、今大会に関する気になったことを書きます。チェンナイの同会場で行われる大会であれば、おそらく同じ感じだと思います。

ちなみに今大会の大会会場となったチェンナイの「India Squash Academy」(通称:ISA)は、昨年(2018年)のアジアジュニア個人戦が行われた会場であり、それ以前にも大きな国際大会を何度も開催してきたようで、会場内にたくさんの大会参加国の代表選手たちの写真が飾られていました。

その中に日本代表の写真もいくつもありました。

コート数

大会会場のISAは、大きく2つの建物に分かれていて、試合会場となったのはその片方の建物でした。

試合会場の建物には、グラスコートが1面、普通のコートが4面の合計5面有りました。

もう一つの建物には通常のコートが3面有り、大会期間中にも練習用コートとして自由に使えました。

エアコン

大会期間中は、試合会場の建物はエアコン完備で非常に快適に過ごせました。

ただし、(普通のことではありますが)大会期間以外(前日練習含む)は、エアコンが稼働しておらず激熱でした。

試合会場になっていない建物は大会期間中もノーエアコンでした。

コート内に入っていないのでわかりませんが、おそらく激熱です。

大会会場の売店

スカッシュ用品を打っている売店と、食べ物や飲み物を打っている売店(タープ)がそれぞれ1店舗ずつ出店されていました。

ただし、いずれも炎天下の屋外です。

スカッシュ用品の売店は利用しましたが、クレジットカード決済OKでした。食べ物屋さんの利用は遠慮しておきました。

トイレ、シャワー

結構きれいでした。

大会最終日は、ホテルをチェックアウトしてから会場入りしたので、最終日だけ会場のシャワー(トイレの個室内に併設)を利用しましたが、普通に使えました。

トイレ(シャワー室)内はエアコンが効いていないので、たぶんぬるま湯程度の温度だったと思われます(子供たちは「熱い」とも「冷たい」とも言ってませんでした)。

停電

滞在中、毎日数回停電がありました。大会会場でも停電があり、試合の最中だった場合はlet となり、やり直ししていました。ただ、復旧はかなり早いです!

1分から数分レベル。

とりとめもなく書きましたが、ご興味を持っていただいた方々や、今後インドで開催される大会に出場を考えている方々に少しでも有効となる情報となれば嬉しいです。

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